関門海峡
海上交通の要衝は花火の名所
瀬戸内海と日本海を結ぶ関門海峡は、海上交通の要衝。幅が狭いため、航行すると手にとるように両舷に陸地がはっきりと見える。最も狭い場所のひとつ、早鞆ノ瀬戸で船が航行できる幅はわずか500メートルほど。潮流が速いうえに複雑な、国内有数の海の難所でもある。そんな関門海峡で例年8月中旬に開催されるのが、「関門海峡花火大会」。約1万5000発もの大輪の花火が夜空を彩り、にっぽん丸のデッキからもその迫力を堪能することができる。